Massage Relaxation Salon ラヴェンテリヒュッゲ代表 紫竹 由樹さん

紫竹 由樹

Massage Relaxation Salon

ラヴェンテリヒュッゲ代表

身体と心の両面から整えるケアを提供するセラピストでありサロンオーナー。一人ひとりに寄り添う丁寧なカウンセリングと、体の不調や背景をふまえた深い理解に基づく施術が口コミで広がり、多くの人の「生きやすさ」を支える存在となっている。


今回は、そんな挑戦し続ける紫竹さんにインタビューしてまいります!

(聞き手・文:光村紀勝)


“身体が整うと、人生が動き出す”
寄り添いのケアで、生きやすさをつくるセラピスト


光村:事業内容について教えてください。

サロン「Laventeli Hygge」では、身体と心を同時に整えるリラクゼーション施術を行っております。肩こり・腰痛といった表面的な不調だけでなく、仕事や心の緊張など“背景にある原因”に寄り添い、根本から軽くなるケアを大切にしています。身体本来の力を引き出す施術や、呼吸を深めるアプローチを行い、お客様が自分らしさを取り戻せるような「居心地の良い時間」を提供しています。


光村:事業を通してどのような社会貢献・社会課題に取り組んでいますか?

現代社会では、仕事・家事・育児、対人関係などの忙しさのなかで、自分の心身の不調に気づかないまま無理を重ねてしまう方が多くいます。その「がんばり」に寄り添い、身体が緩むことで心まで軽くなる循環をつくることが、私にとっての社会貢献です。自分の身体を後回しにしがちな方が“自分に戻る時間”を持てるよう支えたいと考えています。


光村:その社会貢献・社会課題の実現に対しての社会の現状を教えてください。

多くの方が「不調の原因が自分でも分からない」まま生活しているのが現状です。肩や腰の痛み、呼吸の浅さ、慢性的な疲れなどは、身体の問題だけではなく、心の緊張や言えない悩みが影響していることも少なくありません。しかし忙しさからケアを後回しにし、限界に達してからようやく「何とかしないと」と気づく方も多く、“自分に戻る時間”が不足した社会になっていると感じます。


光村:その現状に対しての最大の障壁は何になりますか?

頑張ってる方ほど「そんなに頑張っていない」と言われる。

無理を重ね、溜まった疲れが当たり前となったまま頑張り続け、心身をすり減らしています。そして体をほぐしたくてもどこにいったら良いのか、どんな人がどんな施術をするのか。自分の体を触られることに多少の不安があり、また多くのいろんなお店がありすぎてどこに行って良いのか分からないことも、社会が抱える心身の疲れを和らげる障壁の一つとなっていると思います。


光村:その現状を打破するためにどのような行動をされていますか?

まずは“安心して頼れる場所”をつくることを大切にしています。施術だけでなく、悩みや不安を自然に話せる空気づくりや、自分の体を理解してもらうための丁寧な説明を心がけています。小さな積み重ねですが、価値観の変化を広げたいと思っています。


光村:誰もが社会貢献を考え、社会をより良くしていくにはどうすればよいとお考えですか?

自分を省みて直し、学んでいくことの大切さ。それが自分を高め、より良い明日につながるのだと思います。

だけど頑張り続けしんどいままでは余裕がなくなる。

そのためにも自分を癒し、調えていくことが、自分を取り戻し明るく前向きな心となり、社会をより良いものへと変えることに繋がると信じています。


光村:これからの時代をつくる大学生や新社会人に向けて、メッセージをお願いします!

これから挑戦するなかで悩むことや迷うこともあると思いますが、どうか“自分を後回しにしないこと”を忘れないでください。身体や心が疲れ切ってしまう前に、自分を整える時間をつくることは、あなたの未来を大きく支えます。「疲れたら休む」「苦しいときは頼る」──そんなシンプルな選択を大切にしながら、あなたらしく生きていってください。


紫竹さん、貴重なお話を聞かせてくださりありがとうございました!

(聞き手・文:光村紀勝)