一般社団法人 SelfLove Academy 代表理事 朝日奈花さん

朝日奈 花

一般社団法人SelfLove Academy 代表理事/恋愛カウンセラー/心理カウンセラー/HSPカウンセラー。

「自愛(セルフラブ)」を軸に、恋愛・結婚に悩む女性たちに恋愛に現れる自分の本当の心の問題を解決し、恋愛だけでなく人生まるごと変わる恋愛専門カウンセリングを展開。

愛される潜在意識「恋愛成就潜在意識」をインストールすれば愛されるようになれる恋愛成就潜在意識書き換えカウンセリングが大人気。誰かの被害者であり続ける「悲劇のヒロイン」自ら複雑にしてしまう「拗らせ女子」を卒業し、自己否定から抜け出し、「自分で自分を満たす力」を育む支援を行っており、心理学、潜在意識、インナーチャイルド理論などを取り入れた独自のアプローチで、SNSを中心に若年層から50代、60代まで幅広い層から支持を集めている。

「幸せを感じられない」「自分を愛せない」生きづらさを持った大人になれない大人の増加の社会課題に向き合う。


今回は、そんな挑戦し続ける朝日奈さんの魅力に迫ってまいります!

(聞き手・文:光村紀勝)


「自愛」が社会を変える──恋愛から始まる、自己肯定と社会貢献


光村:事業内容について教えてください

私は「SelfLove Academy」の代表として、自愛を軸にしたメソッドにて、恋愛・復縁専門カウンセリングを提供しています。クライアントさまの増加に対応するため、恋愛の知識を学びながら個別カウンセリングも効率的に受講できる講座形式を取り入れ始めました。また、私のメソッドを広めていただける認定講師の育成も開始しました。

2024年には「世界で一番カンタンな大好きな彼に愛される方法」を出版。2025年10月には、婚活業界大手「IBJ」と提携し、結婚相談所を併設した婚活スクール「BrilliantMarriageSchool」も開校します。男女を対象に、コミュニケーション・料理・美容・姿勢改善など、内面・外見両面から“結婚できる人”を目指す多彩なプログラムを展開します。

また同月に、復縁オンラインスクールも企業の支援を受けて開校します。音信不通から結婚の出会いまで、恋愛から結婚へ確実な恋愛ステージのサポート体制が整いました。

また、結婚前の大学生や20代の男女向けに恋愛の早期教育や、「幼少期の愛着」をテーマに、産婦人科や学校などでも情報を提供し、虐待防止に向けた啓発活動にも力を入れていく考えです。

光村:事業を通してどのような社会貢献・社会課題に取り組んでいますか?

私が向き合っているのは、恋愛や結婚がうまくいかない本当の理由は、自分の問題であるという恋愛の本質的な問題解決です。

現代は、恋愛の場面で音信不通や“自爆”といった問題が溢れています。それらは表層的なトラブルではなく、根底には「自分自身の心の問題」があります。だからこそ、「自愛=自分を愛する力」を育むことが、社会をより良くする第一歩だと考えています。


光村:その社会課題の実現に対しての、社会の現状を教えてください

SNSやマッチングアプリの普及によって、出会いは手軽になった一方で、心から深く繋がれない親密な関係性の構築に悩む人が増えています。特に20〜30代の8割が「音信不通」を経験しているというデータもあり、恋愛のコミュニケーショントラブルは社会的な問題になっています。


光村:その現状に対しての最大の障壁は何になりますか?

最大の障壁は「自分を大切にする力」が育まれていないこと。

9歳までの家庭環境や両親の言葉、他者からの評価によって形成された潜在意識が、その人の思考や行動に影響を与えています。多くの人が、そのことに気づかないまま、自分を否定する癖を抱えたまま大人になってしまっているのです。


光村:その現状を打破するためにどのような行動をされていますか?

私は「自愛」を育てる場を徹底的に用意しています。

継続的なカウンセリングや講座などを通じて、一人一人と向き合い、クライアントさまが自分と向き合う時間を持つ中で、自分を愛し、なりたい自分へなれるために、思考癖の修正や、潜在意識を書き換えるプロセスをサポートしています。また、心の問題から解決できる恋愛カウンセラーを増やす取り組みとして、心理カウンセラー資格取得必須の認定講師育成も行い、全国に“自愛の伝道師”を増やす取り組みも続けています。


光村:誰もが社会貢献を考え、社会をより良くしていくには、どうすればいいとお考えですか?

まずは「自分を大切にすること」がすべてのはじまりです。

人は、自分の中に安心と愛があってはじめて、他者を思いやれるようになります。誰かに優しくできる人が増えれば、その先に自然と“社会”が変わっていく。その原動力は、社会制度ではなく「一人一人の自己承認」だと思っています。


光村:これからの時代をつくる大学生や新社会人に向けて、メッセージをお願いします

「両親や社会にどう言われたか」ではなく、「自分がどう生きたいか」を常に問いかけてください。

そして、自分で決めること。たとえ20%の行動しかできなくても、それに“丸”をつけて自分を肯定してあげること。

自己肯定感は、完璧さではなく「少しずつの積み重ね」で育ちます。小さな達成感を自分で認めていく――それが、自分の人生を生きるということだと思います。

朝日奈さん、貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました!

(聞き手・文:光村 紀勝)