株式会社memento205 代表取締役 宮野なつさん
宮野 なつ
出身地: 千葉県船橋市
< 所属 >
株式会社memento205代表
学生起業コミュニティ 「IIBLab』
津田塾大学 総合政策学部 1年生
同大学のサークル 『うめりある』 にも所属
(※2025年3月現在)
【主な経歴】
岩手へ高校進学
→地方の現状を知り、 地方創生に関心を持つ
ギャップイヤーで全国を巡り、地域の現状を学ぶ
津田塾大学 総合政策学部へ進学
今回は、そんな挑戦し続ける宮野さんの魅力に迫ってまいります!
(聞き手・文:都丸じゅり)
「幸せな記憶を最大化する」
新しいSNS開発への挑戦!
都丸:宮野さんの活動について教えてください
現在は、新しいSNSアプリを開発しています。
このアプリのコンセプトは 「人の幸せな記憶を最大化する」こと。
人生の中で「楽しかった思い出」をより多く作れるように、AIがスケジュールを自動調整し、友達や同僚、家族との交流のきっかけを生み出す仕組みを考えています。
例えば、「最近友達と会えてないな」と思ったときに、アプリが勝手に空いている時間を見つけて予定を提案してくれるんです。
さらに、職場での人間関係の改善 などにも活用できるように考えています。
上司と部下の関係がぎくしゃくしている場合も、アプリがランチの予定を自動で作成することで、自然な会話の機会を生み出せるんじゃないかなと。
都丸:今はどんな体制で開発しているんですか?
現在は 2人のチーム で動いています。
私と、一緒に地方創生の活動をしていた高校時代の友人です。
特にどちらがリーダーというわけではなく、お互いに役割を分担しながら進めています。
相手はすごく論理的に考えるのが得意なタイプ なので、私が突発的に「こんなアイデアどう?」と投げかけても、「それはこういうリスクがあるよ」と冷静に指摘してくれます。
私自身は感覚的に動くことが多いので、バランスの取れたチームになっているかなと思います。
都丸:アプリ開発のモチベーションはどこから来ていますか
「大学生活を無駄にしたくない」という気持ちが大きいですね。
単に授業を受けるだけで終わるのではなく、
「自分がやりたいことを全力でやってみたい」という気持ちが強くて、アプリ開発に取り組んでいます。
もちろん、大学の勉強も大事ですが、それだけでは物足りない。
自分の人生をもっと豊かにできる選択をしたいんです。
都丸:開発を始めたきっかけは何でしたか?
もともと、高校時代から地方創生の活動をしていて、
その中で友人と「もっと人と人のつながりを自然に作れる仕組みがあったらいいよね」と話していたんです。
それで、「こんなアプリを作りたい!」というアイデアをずっと相談していたんですが、ある日突然LINEで「一緒にやらない?」と誘われて(笑)。
最初はすごく迷いました。
「本当にうまくいくのかな?」という不安もありましたし、SNSアプリの成功確率は低いと言われる中で、チャレンジするのが怖かった部分もあります。
でも、「とにかくやってみないと分からない!」と思い、挑戦することを決めました。
都丸:活動を通じて、自分が成長したと感じることはありますか?
「冷静に考えられるようになったこと」 ですね。
以前は、直感的に思いついたことをそのまま行動に移してしまうタイプだったんですが、今は「本当にこの選択がベストなのか?」と考えるようになりました。
特にチームで動いていると、お互いに意見がぶつかることもあります。
そのときに感情的にならず、「相手の意見も尊重しつつ、自分の意見をどう伝えるか」を意識するようになりました。
都丸:ぶつかった障壁と、その乗り越え方を教えてください
一番大きな壁は、意見の伝え方でした。
お互いにこだわりがあるからこそ、ぶつかることもあります。
特に「自分の考えをどう相手に伝えたら、きちんと理解してもらえるか?」が難しかったですね。
乗り越え方としては、一度距離を置くことを意識しました。
感情的になったときは、無理に話し合いを続けず、少し時間を空ける。
冷静になってから、相手に「どう伝えたらいいか?」を考えて話すことで、衝突を減らせるようになりました。
都丸:今後のビジョンについて教えてください
SNSアプリを実際にリリースして、多くの人に使ってもらいたいです。
そして、将来的には「人の幸せな記憶を最大化する」というコンセプトのもと、
人と人のつながりをもっと豊かにするサービスを展開 していきたいと思っています。
都丸:最後に、若者へのメッセージをお願いします!
「とにかく動いてみること」 が大切だと思います。
やりたいことがあっても、「失敗したらどうしよう」とか「自分には無理かも」と思うことってありますよね。
でも、実際にやってみると、「意外と何とかなるな」と思える瞬間が必ず来ます。
私も最初は「不安しかない」状態からスタートしました。
でも、一歩踏み出したことで、今こうしてアプリ開発に取り組めています。
だから、「迷ったらやる!」を合言葉に、ぜひ挑戦してみてください!
宮野さん、貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました⭐️!
(聞き手・文:都丸じゅり)
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