Web3 Times合同会社代表社員 末次祥太郎さん

末次祥太郎

■略歴

2011年3月:東北大学大学院工学研究科を卒業

      新卒で大手機械メーカーに就職

      その後、総合商社などで勤務

2022年12月:Web3 Times合同会社を設立


今回は、そんな挑戦し続ける末次さんの魅力に迫ってまいります!

(聞き手・文:都丸じゅり)




地方創生×Web3で、
働く人にやりがいを


都丸:事業内容を教えてください

Discordを活用した地方創生コミュニティやDAOの運営支援を行っています。

具体的には、Discordサーバー初期構築や設定のサポート、及びコミュニティの運営・企画がメインです。

Discordはコミュニティ運営に適したツールですが、初期設定が難しいので、その部分をサポートしています。

また、コミュニティを活性化させるための企画設計や運営支援も行っています。モデレーターやコミュニティマネージャーを派遣したり、参加者が交流しやすいチャンネル設計をしたり、必要に応じて自動化システムを導入することもあります。


都丸:事業を通してどの様な社会貢献・社会課題に取り組んでいますか?

事業を通じてコミュニティ参加メンバーの「働きがいを見つける手助け」をしたいと考えています。地方創生のコミュニティでは、参加者が自分の特技を活かして地域に貢献することが多く、そこから独立やキャリアにつながるケースもあります。

実際、私自身もその一人です。コミュニティ内で意見しづらい人が発言しやすくなるような環境づくりなど、個々の力を発揮できるようなサポートをしています。


都丸:その現状に対しての最大の障壁は何になりますか?

日本企業では副業が許可されていないケースがまだ多く、本業に集中しなければならない環境があることです。最近は緩和されつつありますが、それでも副業を始めるハードルが高い企業もあります。

また、家庭の事情で時間が取れず、副業や新たなチャレンジが難しい方も多いです。


都丸:その現状を打破するためにどの様な行動をされていますか?

個人が自分の特性を最大限活かせるような新たな地方創生コミュニティ(DAO)の立ち上げを進めています。

例えば、富山県との協業で「寿司といえば富山DAO」を立ち上げました。これは、富山県が進めるスタートアップとの協業コンテストに応募し、採択されたものです。富山県は新鮮な魚介類が豊富で寿司文化が根付いているものの、「寿司といえば富山」というイメージが全国的には定着していません。

この課題を解決するため、コミュニティ(DAO)を作り、富山の寿司を全国に広めるブランディング活動を、コミュニティメンバーと一緒に進めています。


都丸:地方創生コミュニティを選んだ理由はなんだったんですか?

コミュニティにはいろいろな種類がありますが、地方創生のコミュニティは比較的穏やかで、まったりとした雰囲気があるのが特徴です。落ち着いた環境の中で安心して活動できるのが魅力ですね。

そうした中で、自分の得意なことを活かしながら、のびのびと取り組める点に惹かれ、地方創生のコミュニティを選びました。


都丸:これからの時代を作る大学生や新社会人に向けて、メッセージをお願いします!

自分の特性や特技がなかなか見つからず、悩んでいる人も多いと思います。でも、焦る必要はありません。少しずつ新しいことに挑戦していけば、必ず自分のやりたいことは見つかるはずです。

そして、一度「これだ!」と思えるものを見つけたら、とことん極めることが大切です。自分のペースで成長しながら、納得できる道を歩んでいってください!




末次さん、貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました🍣!

(聞き手・文:都丸じゅり)


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