学生団体GUide代表 光村 紀勝さん

光村 紀勝

学習院大学経済学部経営学科3年

【学内活動】

・ゼミナール協議会幹部

・守島基博ゼミナール代表

 専門分野:人的資源管理論/労使関係論

学生起業家段階「GUide」代表

ハイクラス人材向け求人メディア「INTERN X」を運営中


今回は、そんな挑戦し続ける光村さんの魅力に迫ってまいります!

(聞き手・文:都丸じゅり)




アントレプレナーシップ教育で
未来を拓く力を!


都丸:GUideのミッションや目標を教えてください

「アントレプレナーシップ教育」を軸に、全ての学生の挑戦を支援することを掲げています。

具体的には、アントレプレナーシップ教育の基礎を学べる事業立案の体験プログラムを提供したり、代表直下型の裁量権の多いインターンの紹介をしています。

この活動を通して、未来の先駆者を自然と創出することを目指しています。


都丸:アントレプレナーシップ教育とはなんですか?

簡単に言うと、起業家に必要なマインドセットを身につけることです。起業するかどうかに関係なく、学生にとって挑戦する力やプラスになる経験を提供できるものだと思っています。

世界的に見て、日本のアントレプレナーシップ教育はまだ浸透していません。

たとえば、日本の大学でこの教育を受けている学生は、全体のわずか1%(約300万人中3万人)に過ぎないので、ここを変えていきたいです。


都丸:普及していくにあたっての課題は何になりますか?

一つの壁は、大学内でのキャリアセンターや教授陣との連携の難しさです。特に「起業はリスクが大きい」という考え方が強いため、支援を得にくいという現状があります。

ただ私は、起業を押し付けるのではなく、学生の選択肢の一つとして「起業に挑戦する道」や、それを支える教育プログラムを提供することが重要だと思います。学生自身が新しい道を選べる環境を整えることが、これからの教育に求められるんじゃないでしょうか。


都丸:そんなGUideの活動にコミットするきっかけはなんだったんですか?

マルタ留学が大きなきっかけです。環境の重要性に気づいたのと、そこで出会った自走力のある学生たちに刺激を受けました。この経験を日本の大学にも持ち帰りたいと思ったんです。


都丸:そんな光村さんに影響を与えた人物は誰になりますか?

少し照れくさいですが、父親ですね。

広告代理店を0から立ち上げた社長で、会社は35年続いていて、社員も200名ほどいる規模です。あまり多くを語るタイプではないんですが、必要な時にさりげなくフォローしてくれて、その優しさが今でも心に響いています。人生のターニングポイントではアドバイスをくれて、そういったところに重みがあるので、いずれは越えたい存在ですね。


都丸:起業や社会貢献に興味がある若者へ、メッセージをお願いします!

学生って社会人よりも自由に使える時間が多いと思うんです。その時間をどう活かすかで、未来が大きく変わるんじゃないかなと思います。

たとえば、社長さんに会いに行って話を聞くとか、数ヶ月から半年くらい留学してみるとか、休学して自分を高めるための挑戦をするとか、いろんなことができると思います。

そういった自分と向き合える貴重な時間が一番多い時期です。

だからこそ、その時間を最大限に活用して、できる限り多くの経験を積んでほしいですね。



光村さん、貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました✍️!

(聞き手・文:都丸じゅり)


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