学生団体olly 高校生SDGs会議 リーダー 二宮 颯亮さん

二宮 颯亮

【経歴】

・2023年9月、ollyに参加

・2024年4月に

 高校生SDGs会議のリーダーに就任

・現在、計26人のメンバーを

 まとめながら、イベント開催を主導


今回は、そんな挑戦し続ける二宮さんの魅力に迫ってまいります!

(聞き手・文:都丸じゅり)




SDGsをエンタメに変える、
「高校生SDGs会議」!


都丸:ollyに入ったきっかけを教えてください

きっかけは楽しそうだったからです。最初はX(旧Twitter)で、「高校生SDGs会議」というのが行われていることを知り、面白そうだという好奇心だけで入りました。

実際に入ってみたらとても楽しかったので、今も色々な活動に取り組んでいます。


都丸:SDGs会議ってどんなことをしているんですか?

高校生SDGs会議は、高校生が運営から集客まですべてを担当し、企業の課題に対してディスカッションや提案を行っています。

企業の方は課題を共有し、最後にフィードバックをするだけなので、負担も少なく参加しやすい形にしています。

高校生が主体だからこそ、同じ目線でアプローチできる点が強みです。「高校生が全部やってるとは思わなかった」と驚かれることもありますが、だからこそ距離が近く、親しみを持って参加してもらえることが多いですね。

学校の授業では「堅苦しい」と思われがちなSDGsですが、もっと楽しく、身近に感じてもらうことが大切だと思います。「SDGsってエンタメなんだ!」という印象を広めたいんです。


都丸:その活動を通して、障壁に感じるものはありますか?

最大の障壁は、怪しいと思われてしまうことです。

特に、任意団体として活動しているため、企業から「宗教団体と関係ありますか?」と疑われることがあります。


都丸:その障壁を解消するためにどうすればいいと思いますか?

メディア出演ができたらいいなと思っています。

テレビに出演することで、団体の信頼度を高め、「クリーンな活動」をしていることをアピールしたいんです。特に、若者や企業関係者がよく見るバラエティ番組やニュース特集に出演することで、企業の信頼を得たいと思っています。


都丸:高校生が社会貢献について考える意義はなんだと思いますか?

「一歩を踏み出す」という行動が価値だと思います。

まだ高校生なので将来のことは分かりませんが、挑戦には勇気が必要で、その勇気を育むことが大切だと思います。学校で決められたことをこなすのは簡単ですが、少し外れて挑戦することも重要だと感じています。早い段階で挑戦する癖をつけることが、将来に活きると思います。

学校ではテスト勉強のように決められた範囲をこなすだけで、面白さに欠けますが、自分で道を切り開く活動はとても刺激的で楽しいです。しかも学生のうちは、失敗しても周りが助けてくれるので、今が挑戦する絶好の時期だと思っています。社会人になってからは脱線できないので、学生時代にたくさん挑戦し、失敗を経験しておくことが大切なんじゃないでしょうか。


都丸:社会貢献に興味がある同世代の皆さんへ、メッセージをお願いします!

「一歩を踏み出す」という行動が大事だと言いましたが、具体的にどう行動すればいいかわからないという方もいると思います。

そこで言いたいのは、とにかくまずは「activo(アクティボ)」というサイトをチェックしてみてください。いろんなボランティアやイベントの情報が載っているので、面白そうなものはとりあえず参加してみてください。そしてもし面白くなかったら、他のに参加してください。このトライアンドエラーで、いつかは楽しいと思える団体と出会えたり、自分を磨きたいという気持ちも出て、プラスな行動につながると思います。

まずは推薦のためなど、自分の利益が目的でも全然構いません。

ただ、何より大切なのは「行動すること」と「勇気を持つこと」。この2つを大切にしてほしいと思います。



二宮さん、貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました✍️!

(聞き手・文:都丸じゅり)


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