東京学生エスコート 学生代表 関根 将さん

関根 将

成蹊大学法学部4年

・小学生から高校卒業までサッカーに没頭

・大学からボランティア活動を開始

・大学1年で東京学生エスコートに参加

・モビリティ業界のスタートアップでインターンで働く


今回は、そんな挑戦し続ける関根さんの魅力に迫ってまいります!

(聞き手・文:都丸じゅり)




心で対話し、一人一人に革命を!
修学旅行に革命を!


都丸:東京学生エスコートのミッションや目標を教えてください

私たちのミッションは「心で対話し、一人一人に革命を。修学旅行に革命を。」です。

修学旅行をただの観光で終わらせず、新しい学びと出会いの場にすることを目指しています。

修学旅行は人生で数えるほどしかない貴重な機会ですよね。その中で、私たち大学生が中高生に東京を案内し、自分たちの経験や価値観を共有することで、一人一人に新しい気づきや影響を与えたいと考えています。その「革命」が一人一人の中で起き、それが集まって修学旅行全体の革命につながる、というイメージです。

特に地方から来る中高生にとっては、大学生と直接話す機会ってかなり貴重なんです。周りに大学生がいない環境の子も多く、身近だけど少し大人な大学生と交流することで、新しい視点を得たり、将来のヒントを見つけたりすることができます。そんな体験を提供することで、修学旅行をもっと価値あるものに変えたいと思っています。


都丸:主な活動内容やプロジェクトを教えてください

地方から修学旅行で東京に来た中高生の班別行動を、大学生が1人ずつ引率する形でサポートしています。5〜6人のグループごとに大学生がつき、観光や都内の企業訪問など、多彩なプランを楽しんでもらえるよう工夫しています。

具体的には事前準備を徹底しています。例えば、事前に中高生が立てたスケジュールをもとに、大学生が下見を行います。その際、時間配分やルートを工夫しながら計画を調整することで、より充実した1日を過ごせるようサポートしています。

都丸:関根さんが代表になられてから変えていったことなどはありますか?

運営メンバーやボランティアに参加する学生たちの負担を軽減する仕組みづくりです。

例えば、ボランティア活動によってアルバイトの時間が削られたり、学業に影響が出たりして「生活にマイナスが生じること」がないよう、様々な工夫を行ってきました。

コロナ明け以降、学校からの評価も高まり依頼が増加。運営メンバー10人の少数精鋭で活動しているため、負担が大きくなりがちな状況でも、メンバーが「気持ちよく活動を続けられる環境」を整えることに注力しています。その結果、運営メンバーのモチベーション向上にも繋がりました。


都丸:ご自身の中ではどのような変化がありましたか?

実は自分が中高生の頃は、人前にたって何かやるということに苦手意識があったんです。それが、エスコートで人前に立つということに挑戦し、自信を身につけることができました。

高校までのリーダー経験は一部の人に限られがちですが、大学では新しい挑戦の場がたくさんあり、これを機に大きく成長できました。

就職活動でも、この経験で培った「決断力」や「自信」が役立ったと感じています。

挑戦を迷う学生には、「大学生活は限られた4年間。今やらなければ、いつやるのか」と強く伝えたいです。最初の一歩を踏み出せば、その後も挑戦を続けられるものです。時間が限られていることを意識し、恐れずに行動することが大切だと思います。


都丸:この活動は、どんな学生におすすめですか?

「中高生の貴重な体験をサポートしたい」「中高生の笑顔を見たい」という純粋な気持ちを持つ方です。

東京を案内し、彼らに良い思い出を作ってあげたいと考えている学生にとって、この活動は非常にやりがいのあるものだと思います。また、自分自身も珍しい経験を積むことができる点でも魅力的です。


都丸:社会貢献に興味がある同世代の皆さんへ、メッセージをお願いします!

大学生の4年間は本当にすごく短いので、「社会貢献したい」と感じたら、まずは迷わず行動してみてください。調べる、挑戦するという最初の一歩を踏み出してください。

その小さな行動が、自分自身の成長や未来につながっていくと思います。




関根さん、貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました🗼!

(聞き手・文:都丸じゅり)


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