株式会社Relie 代表取締役CEO 栗栖崇さん
栗栖崇
・株式会社Relie 代表取締役CEO
・IDENTITY DESIGN LAB. 代表
1995年兵庫県生まれ。
大学在学中から幅広い領域で新規事業の立ち上げに従事し、人材会社の役員も経験。
その後、スタートアップCOOを経て、Relieを創業。
今回は、そんな挑戦し続ける栗栖さんの魅力に迫ってまいります!
(聞き手・文:都丸じゅり)
若者の可能性を最大限に引き出し
次世代に誇れる日本をつくる
都丸:事業内容を教えてください
Relieでは、「次世代に誇れる日本をつくる」というビジョンのもと、企業向けに、マーケティング支援や採用支援、リスキリング支援などを行っています。
一方で、若者自身が主体的に活躍できる未来を実現するため、若者向けのプラットフォームづくりにも力を入れています。
学生主体の組織「Fuzion(フュージョン)」では、学生が中心となって、企業や地域と連携しながらプロジェクトを共創する機会を提供しています。
その中で、日本全体で注目されているアントレプレナーシップの育成にも注力しています。その一環として、若者がスキルを磨き、挑戦を始めるきっかけとなる 無料の勉強会や講義 を開催しています。
都丸:事業を通してどの様な社会貢献・社会課題に取り組んでいますか?
現在、日本は少子化が進み、社会の意思決定がどうしても多数派の意見に偏りがちな状況にあります。しかし、このままでは経済が停滞し、国全体が沈没してしまうような未来が待っていると危機感を抱いています。
そこで、デジタルネイティブ世代である若者たちの発想力や行動力を最大限に生かし、日本全体の経済成長と社会課題の解決において、若者がその「エンジン」として活躍できる環境をつくることに取り組んでいます。
都丸:その社会貢献・課題の実現に対しての社会の現状を教えてください
現在の日本は、大きな転換期を迎えており、都市部では生活コストや格差が広がる一方で、地方は過疎化が進み、資源が十分に活用されていない状況です。このままでは社会的・経済的な持続可能性が危ぶまれます。
都丸:その現状を打破するためにどの様な行動をされていますか?
若者の可能性を最大限に引き出す活動に力を注いでいます。
若者は、これからの日本を動かす重要な存在ですし、特に都市がテクノロジーやノウハウの集積地として機能する一方で、それらを活用し新たなビジネスを生み出していくのは、デジタルネイティブ世代の若者たちだと思います。
具体的には、学生や若者が主体となる組織「Fuzion」を運営し、彼らのアントレプレナーシップ(起業家マインド)を育成する取り組みを行っています。
実際に活動していると、若者たちが企業や地域に革新をもたらし、これまで不可能だった取り組みを可能にしたり、行動力によって新たな挑戦を後押ししたりすることがよくあるんです。
こうした若者のエネルギーや革新性を活用することで、企業や地域が一歩踏み出し、日本全体の経済成長につなげていければと思っています。
都丸:これからの時代を作る大学生や新社会人に向けて、メッセージをお願いします!
学生時代は、とにかく自分を信じられるような経験をたくさん積んでほしいと思っています。いろんなことに挑戦して、成功体験を積むことで自信がついてきますし、失敗を恐れずに行動すれば、将来の可能性はどんどん広がっていきます。「自分にも社会に貢献できるんだ」とか、「自分の力で社会を変えられるかもしれない」って気づけると素晴らしいですよね。
あとは、人生何事も必然で起きてるっていうふうに思えていくとすごくいいなと思っていて、例えば過去に辛い経験をした人でも、その経験があるからこそ得られたものってきっとあるんですよね。いじめを例にすると、そのときに人をよく観察する力が身についたことで、今は人の気持ちを読み取れるスキルとして活かせている、なんてこともあると思います。
だからこそ、過去の出来事を「こういう意味があったんだ」って自分なりに解釈して、今からの行動は「これも将来に繋がってるんだ」って前向きに考えていけると、もっと生きやすくなるんじゃないかなと思います。
学生のみなさんには、自分を信じてたくさん挑戦してほしいなって思います。
栗栖さん、貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました🌼!
(聞き手・文:都丸じゅり)
💡さらに詳しいインタビュー動画はこちら💡
0コメント