CREAM Nachiさん/こちょさん

Nachi/こちょ

2022年 CREAMとして独立〜現在に至る

神奈川県のローカルクリエイターとして活動。

神奈川県在住で神奈川についての情報発信に特化したアカウント

「@nachi_kanagawagram」を運営。

また、街と人を繋ぐコミュニティ「1PLANET」も運営。


Instagramフォロワー数 13.6万人

YouTube登録者 1,100人

TikTokフォロワー数 10,400人

(2024.9.28時点)


今回は、そんな挑戦し続けるNachiさん・こちょさんの魅力に迫ってまいります!

(聞き手・文:都丸じゅり)



神奈川の魅力を発信し
住み続けたいと思える街づくりを!


都丸:事業内容を教えてください

神奈川についての情報発信に特化したInstagramアカウントを運営しています。

神奈川県のグルメや観光スポットなどの情報や魅力の発信を通じて、神奈川県のマイクロツーリズムを応援しています。

神奈川県観光アカウント内では、フォロワーランキング1位を獲得することができました。

また、「神奈川の街と人を一つに」をモットーに街と人を繋げるコミュニティ【1PLANET】も運営しています。

いろいろな企画で月10~15回ほどオフ会を開催していて、趣味趣向の方々が集まることで、友達づくりのきっかけの場を提供したり、社会貢献活動への導入のつながりが作れたらなと思っています。


都丸:事業を通してどの様な社会貢献・社会課題に取り組んでいますか?

一つは、SNSアカウントで神奈川県の魅力や情報を発信することで、マクロツーリズムの活性化や地域の魅力の再発見を推進しています。神奈川の住み続けたいと思う人を増やしていきたいです。

もう一つは、地域コミュニティの方で、人や地域、お店をつなぐサポートだったりとか、定期的に開催しているビーチクリーン活動によって、多くの人が海洋ごみ問題に触れ合う機会を増やしていきたいと思っています。


都丸:その社会貢献・課題の実現に対しての社会の現状を教えてください

神奈川県内でも地域活性化に取り組む動きは進んでいますが、まだまだ課題も多いと感じています。他県と比べて、地域の魅力を発見し発信する「マイクロツーリズム」の取り組みが進んでいるエリアもある一方で、課題を抱える地域も少なくありません。

たとえば、三浦市が「消滅可能性都市」として認定されてしまったり、山北町も、県内で最も高い人口減少率を記録してしまっているんです。山北町には豊かな自然や美しい桜など、たくさんの観光資源があるのですが、それらの魅力が十分に伝わっておらず、地域外へと人が流出してしまう現状があります。(もちろん就職先が少ない、など他の理由もあると思いますが)

もう一つの課題として挙げられるのが、地域コミュニティの衰退です。少子高齢化やライフスタイルの変化、さらにコロナ禍の影響もあって、地域の人同士のつながりが薄れてきています。この問題は、地域全体の機能性を低下させてしまう大きな要因となります。

私たちは、コミュニティを活用して地域とのつながりを深めることで、この課題に取り組みたいと考えています。地域のつながりを再構築し、住民が主体的に参加できる環境を整えることが、地域の魅力を発信し、活性化を実現する第一歩だと思います。


都丸:その現状に対しての最大の障壁は何になりますか?

マイクロツーリズムを広げたり地域を元気にするためには、やっぱり自治体や地元の企業さんとの連携が大事ですよね。ただ、それをもっと深めてしっかり関わっていくのって、なかなか難しいところだと思います。地域ごとに事情が違ったり、課題もいろいろなので、みんなでうまく協力していける仕組みを作るのが一つの壁になっていると感じます。


都丸:その現状を打破するためにどの様な行動をされていますか?

SNSを活用した取り組みでは、自治体や地元企業との関係づくりを深めるために、自治体向けのSNS講習会を開催したり、地元企業から聞き出した課題をもとにコンテンツ制作を行っています。ただ単に「こんな良いところがありますよ」という投稿をするだけではなく、企業や地域が抱える課題をしっかりと捉えて、それを解決する方法を考えながら発信しています。

また、コミュニティ活動としては、毎月メンバー募集を行うほか、10〜15回程度のイベントを開催しています。これらのイベントでは、地域の企業さんと連携し、オリジナリティのある企画を一緒に作り上げることを大切にしています。地元の魅力や課題に寄り添いながら、独自の取り組みを進めています。


都丸:誰もが社会貢献を考え、社会をより良くしていく」には、どうすれば良いとお考えですか?

まず「伝えること」が大切だと思います。特に大きな会社などでは、たくさんの資金を使って社会貢献活動をしていることが多いですが、社員にその内容がうまく伝わっていないこともあるんですよね。社員が知らなければ、世間一般にも広まりづらいです。だからこそ、まずは身近な人や社員同士でしっかり共有することが必要だと思います。

私たちは企業と消費者の間に立つポジションとして、企業が行っている社会貢献活動を多くの人に発信・拡散するお手伝いをしています。せっかくの取り組みが知られないのはもったいないですから、こうした情報発信の力をうまく活用していければなと思っています。


都丸:これからの時代を作る大学生や新社会人に向けて、メッセージをお願いします!

やりたいことがあれば、ぜひ行動に移してみてください。実際にやってみて初めて、自分に合うかどうかがわかります。一歩踏み出すのは勇気が要るかもしれませんが、やり終えたあとはきっと大きな達成感や喜びを感じられるはずです。思ったときがチャンスです。ぜひ、気になったことに挑戦してみてください。



Nachiさんこちょさん、貴重なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました✈️!

(聞き手・文:都丸じゅり)


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